長女(中学3年生)について〜その1〜

長女(中学3年生)について〜その1〜

長女(中学3年生)について〜その1〜

今回は長女中学3年生のお話をさせて頂きます。

 

長女も長男の影響で小学4年生の3学期からバレーボールを始めました。

 

6年生が卒団すると、新6年生が2人、長女を含む新5年生が3人でした。
自動的にすぐにレギュラーで、中学引退するまで良いのか悪いのか人数等の関係でずっとレギュラーでした。

 

長女が6年生になりキャプテンを決める時、6年生は3人しかいませんでした。
他の2人の6年生は大人しい性格で、結局監督ははっきり言える長女をキャプテンに指名しました。
長女はキャプテンなんてやりたくないようでしたが、周りの状況を見てやるしかありませんでした。

 

はじめは、一生懸命キャプテンとして頑張っていました。
2年生から6年生までのメンバーをまとめ、下の子の面倒もみる、すべてキャプテンの長女が背負ってやっていました。

 

1学期が過ぎ夏休みの夜練習の時、
(週1回中学の体育館を借りて2時間自由参加での練習です。)

 

「夜練は自由参加だし、キャプテンから解放されるから楽しい。」と言って楽しく練習していました。
ですが、娘が最後帰り際きちんと体育館に向かって挨拶をしなかった為、監督が「お前はどこへ行ってもこのチームのキャプテンだから挨拶ぐらいきちんとしろ」と叱られました。
この一言が原因で娘はやる気をなくしてしまいました。「自分はやりたくてキャプテンになったのではない」と。

 

その次の練習から一切キャプテンとしての仕事をやらなくなりました。
練習も行きたくないと言っていましたが、途中でやめさせたくはなかったので、何とか練習には行くよう私も娘との戦いの日々でした。

 

監督も自分の一言が原因で病んでしまった長女に責任を感じて、残りの2人の6年生、いつも長女に頼りきっていたこの2人にも6年生の自覚をもたせ、声を出し下の子達に指導できるように交代でキャプテンをさせました。
2ヶ月が経っても長女はキャプテンを、「もうやりたくない」と放棄してしまい、2人の内1人の子がキャプテンを引き受けてくれました。

 

やる気のないまま小学生のバレーも卒団、でもその卒団式で6年生が一人ずつ最後みんなに挨拶しました。
娘は自分がキャプテンを放棄して、監督・コーチ・メンバーに「迷惑をかけました。」と謝り辞めずに卒団できた事に感謝していました。
監督・コーチ・メンバー・保護者の方にご迷惑をかけながらの小学生バレーでした。

 

・・・つづく


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