長女(中学3年生)について〜その2〜

長女(中学3年生)について〜その2〜

長女(中学3年生)〜その2〜

やる気なく卒団した小学生バレーでしたが、やっぱり中学に入ってもバレー部に入ってしまいました。

 

1年生は6人入部しましたが長女は経験者と言う事で、長女だけが2年3年生と一緒に練習試合に出場しました。他の1年生はお休み。
長女は「自分だけ」と言うのが嫌で他の1年生と一緒に行動をしたかったみたいです。
練習試合にでる1年生は自分1人だけ、そんな状況が嫌でまた「いきたくない」が始まり、顧問の先生に相談すると、他の1年生も一緒に練習試合に参加させてくれるようになりました。

 

でも練習試合が終わった後、必ず最後にグランドを10周から20周走らされ毎回クタクタ。他の1年生は試合に出ていないし片付けをするので1年生で走るのは長女だけ。連帯責任なら他の1年生も一緒に走るべきだと。「自分だけ」が嫌で長女は先生に反抗的でした。

 

3年生が引退し、2年生7人が主体となりそこに長女。やはり先輩と一緒にコートに入るのはすごく気を使います。
遠慮しながら練習を重ね、長女もはじめはチャンスボールのようなスパイクしか打てませんでしたが、だんだん力強いスパイクが打てるようになり、サーブもより一層落ちるサーブが打てるようになり少しずつ自分に自信が持てるようになってきました。

 

2年生のキャプテンは同じ小学校バレーの先輩。
他の6人は中学からのバレーの子達ですが、素質のある子もいて、市内では県大会に出場するほどのわりと強い中学でした。

 

新人戦、春の大会どちらも県大会に出る事ができ、長女も徐々に2年生の先輩に馴染んでいきました。
やっと新しい学年に向けてこれからという時、顧問の先生が異動となり、今まで反抗していた長女は涙のお別れをしました。
いなくなって初めて先生のありがたみが分かったと思います。

 

中学生になったばかりの長女を1年生からずっとレギュラーとして試合に出してくれて、長女に自信をつけさてくれた先生でした。

 

新学期に赴任してきた先生は全く教えられない先生でした。
週末は外部コーチが来てくれていたので、春の大会も県大会に行く事が出来ました。
最後の総体、3年生引退試合、キャプテンから長女に「もう少しの間、力を貸して」と。

 

私も娘に「自分の代では力不足で、今の3年生としか県大会には行けないよ。だから気合いいれて頑張って。」と。
長女は自分でもそれは自覚していました。

 

最後の総体の県大会は1試合目勝ち、2試合目で負けてしまいましたが良い試合でした。
3年生と2年生、最初は怖い先輩、生意気な後輩でしたが、最後の引退では涙のお別れでした。
娘も最初は嫌で仕方ありませんでしたが、最後はチームワークもでき、良い経験、成長をしたと思います。


ホーム サイトマップ